TPS61088RHLR スイッチング電圧レギュレータ 10A 完全統合同期昇圧コンバータ 20-VQFN -40～85

TPS61088は、11mΩのパワースイッチと13mΩの整流スイッチを搭載した、高電力密度の完全統合型同期整流昇圧コンバータです。ポータブルシステムにおいて、高効率かつ小型のソリューションを提供します。TPS61088は2.7V～12Vの広い入力電圧範囲を備え、1セルまたは2セルのリチウム電池を搭載したアプリケーションをサポートします。10Aのスイッチ電流能力を備え、最大12.6Vの出力電圧を供給できます。

TPS61088は、アダプティブ・コンスタント・オフタイム・ピーク電流制御トポロジを用いて出力電圧を制御します。中負荷から重負荷状態では、TPS61088はパルス幅変調（PWM）モードで動作します。軽負荷状態では、MODEピンによって2つの動作モードを選択できます。1つは効率を向上させるパルス周波数変調（PFM）モードで、もう1つは低いスイッチング周波数によるアプリケーションの問題を回避するための強制PWMモードです。PWMモードのスイッチング周波数は、外付け抵抗によって200kHz～2.2MHzの範囲で調整可能です。TPS61088は、プログラム可能なソフトスタート機能と調整可能なスイッチングピーク電流制限機能も実装しています。さらに、13.2V出力過電圧保護、サイクルごとの過電流保護、およびサーマルシャットダウン保護も備えています。

TPS61088 は、4.50 mm × 3.50 mm 20 ピン VQFN パッケージで提供されます。