A1308LLHLT-1-T 基板実装型ホール効果/磁気センサー リニアホール効果センサーIC

変位や角度位置といったリニア出力ホール効果センサーの新しい用途では、より高い精度とより小型のパッケージサイズが求められています。Allegro A1308およびA1309リニアホール効果センサーICは、これらの要件を満たすように特別に設計されています。これらの温度安定性の高いデバイスは、表面実装型とスルーホール型の両方のパッケージで提供されます。

各デバイスの精度は、製造工程最終段階での最適化によって向上しています。各デバイスは不揮発性メモリを搭載しており、特定のアプリケーションまたは回路に合わせてデバイスの感度と静止電圧出力（QVO：磁場が存在しない状態での出力）を最適化します。A1308およびA1309の最適化された性能は、Allegroの最終工程テストにおいて感度とQVOの温度係数をプログラムすることで、全動作温度範囲にわたって維持されます。

これらのレシオメトリック・ホール効果センサーICは、印加磁界に比例した電圧出力を提供します。静止電圧出力は電源電圧の約50%に調整されます。これらのリニアデバイスは、高精度が求められる車載用途や産業用途に最適です。また、-40°C～150°C（SOT-23WおよびSIP-L温度範囲）、または-40°C～125°C（SIP-K温度範囲）という広い温度範囲で動作します。

各BiCMOSモノリシック回路には、ホール素子、温度補償回路が統合されており、